仮想通貨投資の勉強

【第13章】ビットコインを保管するオススメのウォレット


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こんにちは。

仮想通貨トレーダーの山岡です!

 

前回と前々回にて

「ビットコインの購入と売却のタイミング」

をお伝えしました。

⇐【第11章】ビットコイン購入のタイミングは?

⇐【第12章】ビットコインを売却するタイミングは?

 

購入と売却によって利益を得るのがビットコイン投資の基本ですので、それがわかれば少しずつ買い増ししていって投資額を増やしていくのも良いかと思います。

 

投資額を増やしていくと気がかりになるのがビットコイン保管場所です。

 

なので今回は

ビットコインを保管するオススメのウォレット

についてお話しします。

ビットコインを保管するオススメのウォレット

以前にお伝えしましたが、ビットコインを取引所のウォレットに入れておくというのは盗難や破綻リスクなどが高い状態で若干危険です。

 

ある程度大きな額のビットコインを保管する場合には、

別のウォレットも利用して、ビットコインを分散保管する

ことをオススメしています。

 

では、どのくらいの金額ならどのウォレットを使用すればいいのか、という話ですが、私の場合はこのような基準でウォレットを利用しています。

ビットコインの保有金額が日本円換算で

・0~10万円なら取引所のウォレット(口座)で利用していてOK

・10万~100万円くらい保有するならスマホウォレットも使用する

・100万円以上保有するならハードウェアウォレットも使用する

以下、スマホウォレットとハードウェアウォレットの説明をします。

 

(補足)

仮想通貨のウォレットには「スマホウォレット」「ハードウェアウォレット」以外にもいくつか種類があるのと、「ホットウォレット」「コールドウォレット」という別の分け方もあったりするので、詳しいウォレットの種類を知りたい方は以下ページを見るのをおススメします。

⇒(参考)仮想通貨ウォレットを徹底解説

 

スマホウォレットとは?

スマホウォレット

スマホウォレットとは、スマホのアプリを利用して、スマホからビットコインの送出金ができるウォレットです。(モバイルウォレットとも呼ばれます)

 

スマホを利用しての送出金は持ち運びも便利だし、スマホのカメラを利用してQRコードとかも気軽に使えるのですごく良いです。

 

スマホウォレットの良い点は

ウォレットの秘密鍵を自身のスマホ内で管理できる

という点です。

 

※秘密鍵というのはウォレットを自身が使用する際に必要となるパスワードみたいなものです。

 

取引所のウォレット(口座)の場合は、ウォレットの秘密鍵がインターネット上かつ、個人情報が集中している場で、ハッカーに狙われやすいという点で危険です。

 

その点スマホウォレットは自分の秘密鍵を自分のスマホで管理するので、狙われにくい場所に置くことができます。

 

取引所のウォレットよりも若干セキュリティが高く、かつビットコインを送出するのも便利なので、普段出し入れするビットコインを保管するにはよい場所です。

(スマホウォレットといっても、全てが秘密鍵を自身のスマホ内で保管するタイプのものばかりではありません。中にはネット上のサイトに秘密鍵を保管しているセキュリティの低いウォレットも存在します。)

 

なので、以下ではスマホウォレットの中でもセキュリティが高いオススメのウォレットを紹介しておきます。

 

オススメのスマホウォレット

スマホウォレットとしては「Copay」というウォレットがオススメです。

 

⇒Copayのサイトへ

⇒Copayの導入・使い方についてはこちら

 

Copayはマルチシグネチャによる2段階認証を使えたり、ウォレットの復元フレーズを別のデバイスでも使えたりと、セキュリティ面が非常によいのでおススメしています。

(最近、ホームページが非常に見づらくなったのでおススメするウォレットを変更しようか検討中ですが)

 

スマホウォレットはセキュリティの高いウォレットではありますが、それでも若干の不安要素もあります。

 

スマホという別のことで使用する頻度が高い機器を使用していると、他の目的でインターネットに接続したり、別のアプリをインストールする際にハッキングやウイルスの被害にあう可能性もあります。

 

そういう意味では、もっと大量のビットコインを保有する時にはさらにセキュリティ面を考慮したウォレットのほうが安全です。

 

次にハードウェアウォレットの説明をしていきます。

 

ハードウェアウォレットとは?

ハードウェアウォレットとは、ウォレット機能を提供する専用の端末です。

 

USBメモリーみたいな小さな機器にウォレットの秘密鍵情報などが保管されており、使用する時にはPCに接続して使用し、使用しない時は完全にオフラインの状態で保管ができます。

 

端末自体はウォレットの機能しかないので、必要な時以外は使用しないので、ほとんどオフラインの状態で保管できるので非常に安全です。

 

その反面、初期設定だったり、使用する際に接続したりという手間はあります。

 

また、端末自体は大体1万前後くらいお金を払って購入する必要があります。

 

なので、大きな額で、あまり出し入れしない長期保管用のビットコインを置いておくのに使用するのが良いかと思います。

 

オススメのハードウェアウォレット

オススメのハードウェアウォレットとしては

TREZORとレジャーナノS

というハードウェアウォレットがあります。

 

①TREZOR

⇒(amazon)TREZORの販売ページへ

 

TREZORの使い方は以下のサイトが参考になります。

⇒(参考)TREZORの使い方

 

②Ledger NanoS

⇒Ledger NanoSの販売ページへ

 

ledger nanoSの使い方は以下のサイトが参考になります。

⇒(参考)Ledger nanoSの使い方

 

TREZORのほうが若干歴史が古く、使用方法などの解説記事がWEBに多いのでこちらのほうがオススメです。

 

ただ、レジャーナノSのほうが若干安価ですし、アルトコインである「リップル」を保管できるので、今後「リップル」の購入を検討している人にはこちらがオススメです。

(リップルの説明に関しては後の講座で話します)

 

スマホウォレット・ハードウェアウォレット共通の注意点

スマホウォレット・ハードウェアウォレットともに言えることとして

管理が完全に自己責任になるので、管理は自分で責任をもって行う必要がある

といえます。

 

なので、想定できる事態に関しては自分できちんと対策を練ることが大切です。

 

例えば、

①スマホ、ハードウェアを紛失した際の対処法

②スマホ、ハードウェアが故障した際の対処法

③復元パスワードの保管方法について

などを考慮することがあります。

 

①も②も対応としては復元パスワードをきちんとメモして、厳重に保管するという対応になりますが、今後はその復元パスワードをどういう保管をすればよいのかという対応が求められます。

 

私の場合だと復元パスワードは金庫に保管するなどしていますが、手間が非常にかかりますし、どんなに対処をしても若干の不安は残りますし、何かあっても誰のせいにすることもできません。

 

その点、責任を持って自身で管理する能力が必要になってきます。

 

まとめ

最初に提示した取引所以外のウォレットを利用する基準などは単なる目安です。

 

ただ、

分散保管は絶対にした方が良い

です。

 

複数の取引所に保管するなり、たくさんのウォレットを利用するなり、やり方は色々ありますが、きちんと色々な場所に分散保管して、自身の管理下で保管することを心がけていきましょう。

 

ここまでの講座で、ビットコインへの投資の基本はお伝えしました。

 

まだビットコインに対しての特殊な投資はいくつかあるのですが、次に学ぶべきなのは

ビットコイン以外の別の仮想通貨

に関してだと思いますので、次回はその話をしていきます。

 

<次の記事>

⇒【第14章】アルトコインとは?学ぶ順番と種類について

<前の記事>

⇐【第12章】ビットコインを売却するタイミングは?



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