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仮想通貨 マイニング(採掘) 仕組みと意味わかりやすく解説!に関する記事です。
新しい通貨の概念として徐々に広がってきている
仮想通貨
新技術ゆえに、意味や違いがわからない用語が出てくることがあります。
今回は仮想通貨の話で使われる単語
マイニング(採掘)
の仕組みと意味に関して、仮想通貨初心者の人が必要なレベルの範囲で解説しています。
記事内目次
マイニングの仕組みと意味
仮想通貨ではよくマイニング(採掘)する、発掘する、という言葉が使われます。
このマイニングというのは、端的にいうと、
仮想通貨の暗号化システム、取引履歴の記録システムに参加する
という意味です。
仮想通貨の発行や取引はピアツーピア(P2P)というネットワークシステム上で行われています。
通貨がどこからどこにやり取りされたかという取引の履歴情報は、やり取りされたコンピュータ間、システムに参加したコンピュータ内で保持されます。
多くの仮想通貨では、自身の所有するコンピュータをこの取引記録システムの一員として参加させることが可能で、参加させることを「マイニング」と呼んでいます。
マイニングを行うことで、仮想通貨のやり取りができるようになります。
では、仮想通貨投資をしたい場合、
マイニングをしなければならないのか
とおもいますが、そうではありません。
現在は、どこかの企業がマイニングを行って、仮想通貨のやり取りをできる状態にしている
ウォレット
というものを提供しています。
なので一般の人が仮想通貨の取引をしたい場合は、ウォレットを提供している会社と契約することで仮想通貨のやり取りをすることができます。
また今ではウォレットの提供に加えて、仮想通貨を売りたい人、買いたい人をつなぐ役割をする「取引所」というものが多く存在しているので、取引所で仮想通貨の取引ができるようになっています。
補足:なぜマイニング(採掘)といわれるのか?掘る意味は?
補足として、なぜ採掘とか、発掘などという言い方をされるのかという話をします。
まず前提として、仮想通貨は、発行上限が決まっているという特徴があります。
ビットコインを例にあげると、総量は2100万コインと予め決められています。
で、原状システムに参加してビットコインのやり取りが行われているのが1500万コイン程度です。(2016年3月時点)
残りの600万コインに関してはまだ市場に出回っていない(発見されていない)未知のコインとなります。
この未知のコインは暗号化システム、取引履歴の記録システムに参加することで、報酬として手に入れることができます。
(この報酬が一般的な通貨でいうところの「通貨の発行」にあたります)
まだ出回っていない希少なコインを手に入れる様子が、「鉱山で金を掘り当てる行為」に似ているという理由でマイニング(採掘)と呼ばれています。
所感
仮想通貨初心者の人、というか一般の人であれば、マイニングという単語はさほど気にする必要はありません。
マイニングは仮想通貨を入手する方法の一つですが、マイニングをしているのは「超高性能なコンピュータを所有している企業」や「一部のコンピュータマニア」であり、一般的な方法ではありません。
現状で一般的なのは、マイニングによって発行済みとなった通貨を取引所で購入して手に入る方法です。
しかし、マイニングによる採掘量や残りの未発掘量というのは、その仮想通貨の希少性につながり、通貨の価値に影響してきますので、ある程度理解しておいたほうが良いです。
仮想通貨の先駆けであるビットコインの技術がまだ普及していない頃は、自身のコンピュータにてマイニングを行うことで、ビットコインのやり取りを可能にしようとした一般の人もいたようですが、現在は様々な企業がウォレットを提供し、取引所でやりとりできるように整備しているので、取引できる環境が増えてきています。
非常にマイナーな仮想通貨だと、まだウォレットを提供していないものがあったりしますが、基本的に仮想通貨投資をこれからしていこうという人に関しては、取引所で取扱がある仮想通貨、ウォレットが提供されている仮想通貨の中から投資対象を選んでいくようにしていけばよいかと思います。
以上、仮想通貨 マイニング(採掘) 仕組みと意味をわかりやすく解説!に関しての記事でした。
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