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uniswapとsushiswapとは?どこで買える?基本情報と取引所についての記事です。
2020年、少しずつ話題がでてきている
仮想通貨
最近特にニュースが多いのが、Defi(分散型金融)関連です。
本サイトではDefi(分散型金融)関連の銘柄について、どういう銘柄なのか、どこで買えるのかなどの情報をのせています。
今回は、Defi関係の中でも変な騒動になっている
uniswapとsushiswap
についてです。
今回はuniswapとsushiswapについての基本情報(特徴)と、どこの取引所で買えるのかという話をしていきます。
uniswap、sushiswapとは?特徴を解説
まずはuniswapの説明をしていきます。
uniswapは、DEX(decentralized exchange)と呼ばれる分散取引所です。
分散取引所というのは、仮想通貨関連で一時期ブームが起こった取引所の形態です。(厳密には取引所ではないですが)
従来の取引所は、運営している会社が取引を取りまとめている「中央集権的」な形態であるのに対して、分散取引所はシステムが取り決めているプロトコル(規約)に沿って売買ルールが決められ、特定の運営元がいなくても取引が可能になっている取引所です。
uniswapのような価格決定のプロトコルが稼働するサービスのことをAMM(Automated Market Maker 自動マーケットメイカー)と呼びます。提供しているサービスはDEXでもあるので、DEXと呼んでもAMMと呼んでも間違いではありません
オープンな規約にそって売買のルールや価格決定がなされるので、透明性が高い点や、通常の取引所よりも運営にコストがかからず、手数料等が安いのが特徴です。
分散取引所に関して2017年のブームの中でuniswap以外にも多く誕生したのですが、正直どれも使い勝手が悪く、あまり普及はしませんでした。
(EtherDeltaや0x、BancorなどのDEXは一時期有名でしたが、徐々に利用者数が少なくなっていきました)
そんな中でuniswapはある画期的な機能によって、利便性が非常によい取引所として評判になりました。
その機能というのが、「プール機能」です。
プール機能というのは、ユーザーがトークンをuniswap上に預託(預け入れ)することです。
その預託された分の通貨は別のユーザーが自由に売買できます。
今までの分散取引所では、通貨の売買は「買い手」と「売り手」が存在し、双方が納得する値段で合意しなければ売買が成立しませんでした。
そうした場合、人気のない通貨では「買い手不足」「売り手不足」が頻繁に発生して、取引が成立しないということが発生してしまいます。
しかしuniswapでは、通貨がプール(預託)されていればプール分の数量は自由に取引が可能になります。
さらに、プールをしたユーザーには自分がプールした通貨で別のユーザーが取引をした場合に、取引手数料分の報酬を得る事ができます。
プールをすることで報酬を得れるということでプールするユーザーが増えてくると、さらにユーザーは取引が成立しやすくなって、利便性が高い取引所になっていきました。
さらに、uniswapではERC-20のトークンであれば自由に上場してプールすることができるので、マイナーなトークンでも流動性を高めることができます。
なので、様々なトークンを扱いたいユーザーを取り込み、利用者がどんどん伸びていきました。
そうして、2020年7月現在ではおよそ90億円の資産がuniswap上にあると言われており、マイナーな通貨でも取引が成立しやすい、利便性が高い取引所へと成長していったということです。
現在ではこのuniswapと同じ機能を持つ派生サービスが多数誕生するようになり、仮想通貨全体の流動性を高める役目を担っています。
(昨今のイーサリアムの値段高騰はuniswapのおかげとも言われています)
sushiswapとは?
uniswapのことを調べていると、関連して「sushiswap」と呼ばれる通貨のことがでてきます。
なので、ついでにsushiswapのことについても書いていきます。
上記で書いたように、uniswapでは、マイナーな通貨でも誰でも自由に上場して、プールを行い、流動性を高めることができます。
なので、今流行っている動きというのが、
uniswapなどの既存のDefiプロジェクトのコピーを作り、新たなサービスを作成し、そのサービスの利用報酬として新たなトークンを作る
というものです。
sushiswapも、uniswapのプロジェクトをコピーしたサービスを作り、独自トークン「sushi」を作成。そして、そのトークンをuniswap上でプールすれば、さらに報酬として「sushi」を得られるようにしました。
そうすることで、「プール」→「報酬獲得」→「プール」の連鎖を作り出し、値段が高騰するという仕組みです。
これによって、異常な価格の値上がりを起こすことができるので、他にも同じようなプロジェクトが発生しています。
特に昨今では食品の名前を模した「kimuchi」「hotdog」などのトークンが誕生し、そのトークンが軒並み爆上げしていることが話題になっています。
(なぜ食品の名前なのかはわかりませんが)
sushiswapに関してはさらに続報で、sushiswapの創業者が保有するsushiトークンをすべて売却したことを明かしました。(それですぐに値段は急降下)
そのことで、これは値段を爆上げだけして売却して逃げる「詐欺だ」として炎上しました。
ただ、その後sushiswapはFTXという取引所の創業者に譲渡されることが決まり、また値段が高騰したりして話題になっています。
正直、sushiswapがただの値段の爆上げを狙った詐欺であるのか、今後有益なプロジェクトになるのかはわかりません。
(一応uniswapにガバナンス等を機能強化して、有益なプロジェクトであることをアピールはしています)
ただ、同様の手法で値段の高騰だけを狙った通貨が出てきているので注意が必要かと思います。
uniswap,sushiswapはどこで買える?取引所情報
uniswapに関してはuniswap自体が取引所で、uniswapの運営と関連するトークンは発行されていません。
(2020年9月17日追記)
ついにuniswapのトークンであるuniトークンが発行されることになりました。
9月18日よりuniswap取引所にてプールが開始されるので、流動性が生まれればuniswap上で購入することができます。(マイニングプールに参加することも可能)
また、ほぼ同時期にバイナンスの先物取引でuniトークンを扱うことが発表されました。
単純にuniトークンの値上がり益だけ得たい場合はバイナンスでの購入がおすすめです。
sushiswap(sushi)に関してはsushiswapサイトでプロジェクトに参加して、報酬として受け取ることはできますが、実際にやることとしてはuniswap上にあるsushiswapを購入して、購入した際に出る証明書トークンを提示するといった手続きが必要です。
結局はuniswap取引所で購入する必要があります。
また、現在ではbinanceがsushiの先物取引を開始しました。
単純にトレードによって利益をだそうという目的だけならBinanceを利用すれば良いかと思います。
まとめ
uniswapに関しては、画期的な機能を取り入れた、今後も期待される分散取引所かと思われます。
sushiswapに関しては今のところわかりませんが、名前といい、やり口といい、どうもスキャム(詐欺)くさい雰囲気がただよっているので注意が必要です。
ただどちらも、仮想通貨を取り巻く環境の中では今後が気になる存在ではあるかと思います。
以上、uniswapとsushiswapとは?どこで買える?特徴と取引所についての記事でした。
(更新の励みになります)
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