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仮想通貨ランキング2018に関する記事です。
新時代の概念として注目されている
仮想通貨
現在、続々と新しい仮想通貨が登場しており、
どれがよい仮想通貨かわからない!
となっている人は多いかと思います。
今回は、現在市場に公開されている仮想通貨で
最新の仮想通貨のランキング
に関して書いています。
またその他にも、「これまでの仮想通貨ランキングの推移」や「直近のランキング情報を知る方法」などもお届けいたします。
【補足1】
「そもそも仮想通貨って何?」という人に関しては、以下ページにて仮想通貨とは何かを説明した入門用の記事を書いてますのでご参照ください。
【補足2】
また、「どんな仮想通貨があるのか知りたい!」という人に関しては、以下ページにて、現在世間で出回っている仮想通貨の種類を一覧化しましたのでご参照ください。
【補足3】
新しい仮想通貨についてはまだランキングにでることは少ないです。また、市場にまだ出回っていない通貨(ICO)の情報は別記事に書いています。
仮想通貨最新ランキング (2018年11月)
上記は2018年11月での、仮想通貨の時価総額のランキングです。
(時価総額は「通貨の値段×出回っている通貨の量」です)
1位 ビットコイン
2位 リップル
3位 イーサリアム
4位 ビットコインキャッシュ
5位 ステラ
最近になってリップルがイーサリアムを追い抜き2位になっています。
リップルは今、色々な企業で採用が決まってきていてそろそろ本格的に使用されることが期待されていますね。
また、リップルの人気に伴って、リップルから派生してできたステラも若干人気になっています。
ステラはブロックチェーンウォレットユーザーに無料配布されることでも話題になっていたりします。
⇒(参考)仮想通貨Stellar(ステラ/XLM)、過去最大規模のエアドロップ開催!総額142億円相当を配布へ
あと、2018年11月の話題としては
ビットコインキャッシュの分裂問題
が注目を集めていますね。
11月16日にビットコインキャッシュはビットコインキャッシュABCとビットコインキャッシュSVに分裂しました。
現状まだどうなっているのかよくわからないのですが、分裂後どちらも価値としては下落しており、前途多難なスタートきったという声が多いです。
というか、最近の仮想通貨業界自体はあまりパッとしません。
2018年の上半期は仮想通貨を規制する動きのほうが大きく、市場も縮小傾向にあります。
いつになるかはわかりませんが、また仮想通貨全体が盛り上がるまで待たないといけない感じですね。
(追記)
今仮想通貨に関する話題で注目が集まっているのが
ビットコインのETFが承認されるかどうか
です。
ETFというのは簡単に言うと「証券会社で扱われる金融商品」のことで、ビットコインETFというものが承認されれば、証券会社にてビットコイン(の価格に連動した投資信託)が取扱われるので、これまでよりももっと需要が高まる可能性を秘めています。
また、ETFが承認されるということは、金融業界が「ビットコインを金融商品として認めた」という言い方もできるため、注目度が非常に高いです。
ただ、このビットコインETFは過去に何度も申請している企業があるのですが、その度に却下されています。
最近ではウィンクルボス兄弟が申請していたビットコインETFが否決されました。(これで2回目)(2018/7/27)
否決はされましたが、今後も別の企業がビットコインのETFの申請をしているのでまだまだ注目です。
しかし、8月、9月中に複数のビットコインETFの審査が行われると言われていましたが、どうも米証券取引委員会(SEC)はETFの承認を12月に先延ばしにするとのこと。
⇒(参考)米SEC、ビットコインETFの承認可否決定を年末に先延ばしへ
ビットコインETFに関してはずっと先延ばしにされている感があるのでまだどうなるかまったくわからないですが、この話題はビットコイン、ならびに仮想通貨全体の相場に影響を与えるので今後も注目していきたいと思います。
一番最新の仮想通貨ランキングを知る方法
現在、市場で公開されている仮想通貨の最新の交換価値をランキング形式で知れるサイトとして、「Crypto-Currency Market Capitalizations」というサイトがあります。
このサイトでは、世界中の取引所でやり取りされている仮想通貨の出来高や、現在の価値をランキングしているので、一番直近の仮想通貨ランキングを知ることができます。(本記事もこのサイトのランキングを掲載しています)
⇒Crypto-Currency Market Capitalizationsのサイトへ
上記のサイトにてランキングに表示されている仮想通貨に関しては、一般の取引所にて取引されているまともな仮想通貨だといえます。(ランキング下位だと聞いたこともないような仮想通貨も多いですが)
逆に、このサイトに載っていない仮想通貨は、一般の取引所では取引されていない仮想通貨、またはまだ市場に公開されていない仮想通貨です。
最近では、よくわからない仮想通貨の情報が出回っていたりするので、信用できる仮想通貨かどうか調べるために、このサイトのランキングに入っているかどうかを調べるのは良い方法だと思います。
本サイトでも私が把握している仮想通貨に関して、一覧化していってます。
※注 仮想通貨の中には、専用の取引所だけで取引されている仮想通貨というものもあります。それらの仮想通貨が全て怪しい仮想通貨だとは言いませんが、専用の取引所が潰れてしまった場合、その仮想通貨は交換することができなくなり、価値が0になるというリスクが存在することは意識しておきましょう。
過去の仮想通貨ランキング
以下では、過去の仮想通貨ランキングも載せていますので、今までのランキング推移を詳しく知りたい場合はご参照ください。
仮想通貨最新ランキング (2018年上半期)
上記は2018年上半期(1月~6月)での、仮想通貨の時価総額のランキングです。
(時価総額は「通貨の値段×出回っている通貨の量」です)
1位 ビットコイン
2位 イーサリアム
3位 リップル
4位 ビットコインキャッシュ
5位 カルダノ(エイダ)
2018年上半期は、1月中旬から仮想通貨業界を大きく揺るがすニュースが飛び出て
仮想通貨全体が暴落
しました。
特に大きなニュースとしては以下2点があります。
・コインチェックがハッキングを受けた問題
・USDTを発行しているTether(テザー)の疑惑
コインチェックの騒動は新聞やテレビでも大きく報道されたので多くの人が知っているかと思います。
コインチェック取引所から約580億円分のNEM(ネム)が盗まれたというもので、現在コインチェックは運営・出金を停止しています。
盗まれたのはコインチェックにあずけていた顧客の資産で、これの補償をどうするのか、コインチェックは今後も会社としてやっていけるのかということが注目を集めています。
コインチェック側からいくつかの方針は提示されています。
⇒不正に送金された仮想通貨NEMの保有者に対する補償方針について
ただ、今のところこの方針通りに補償されるのか、業務が再開するのかはわかりません。(情報わかれば追記していきます)
この騒動はコインチェックという一取引所が引き起こした問題で、仮想通貨自体の信用問題というわけではないと考えていますが、取引所に資産を預けておくという危険性が浮き彫りになった事件かと思います。
(ビットコインの解説記事でも書いていますが、大量となる仮想通貨は取引所とは別のウォレットに入れておくのが賢明です)
また、この騒動に追い打ちをかけるようにTether(テザー)の問題も浮上しました。
TetherはUSDTなどの、法定通貨と価格が連動する仮想通貨を運営している会社です。
この「USDT」という仮想通貨は米ドルの価格と同じ値動きをします。
で、米ドルと同じ値段でありながら仮想通貨という位置づけのため、ビットコインや他の仮想通貨が暴落した際の退避用の通貨として人気ですし、一部の海外取引所では米ドルからUSDTに両替しないと仮想通貨を買えないところもあります。
ただ、今このUSDTという通貨が怪しいというのがニュースになっています。
というのも、USDTが米ドルと同じ価格になるのは
USDTの売買の裏側で、同じ量の米ドルをTetherが売買して保有しているから、米ドルとUSDTは等価交換が可能
という信頼があるからです。
ですが、今怪しいとなっているのが
本当にTetherは今発行されている分のUSDTと同じだけ米ドルを保有しているのか?
という部分です。
現在のUSDTの発行量は約23億ドル(約2520億円)もあり、本当にそんな大金を保有しているのか疑わしいとして、世界トップの監督機関である米商品先物取引委員会(CFTC)が強制捜査に乗り出しました。
もしこれで、実はTetherが「米ドルを保有していなかった!」となった場合にはUSDTの信用がなくなります。
さらに、米ドルからUSDTに両替して仮想通貨を購入させる取引所では、逆に仮想通貨から米ドルに換金する際には、まずUSDTに戻す必要があります。
それなのに、じつは「USDTから米ドルに戻すことができない可能性がある」となった場合には、仮想通貨から法定通貨に戻す方法がなくなるということで、仮想通貨全体の信用が無くなる可能性があります。
(このテザー問題に関しては以下のサイトがもう少しわかりやすく説明してくれています)
これらの問題があって、仮想通貨全体が異常な暴落となっています。
この2つの問題があってから、世界全体が仮想通貨を規制する方向に動いています。
中国での規制、またイスラム教圏内の国も規制の対象としています。
なので、仮想通貨市場は縮小傾向にあります。
2月~6月は、価値がほとんど下がりっぱなしの局面となりました。
今後どうなっていくのかがまだ不透明な局面が続きそうです。
仮想通貨ランキング 2017年12月
上記は2017年12月での、仮想通貨の時価総額のランキングです。(12月1日計測時)
(時価総額は「通貨の値段×出回っている通貨の量」です)
1位 ビットコイン
2位 イーサリアム
3位 ビットコインキャッシュ
4位 リップル
5位 ダッシュ
先月と順位を比較すると、5位にダッシュ(DASH)がランクインしてきました。
ダッシュは何気にずっと伸びている通貨で、徐々に人気通貨の仲間入りを果たしてきていますね。
11月にダッシュが高騰した理由は中国の大手取引所である「Huobi」に上場したことだと言われています。
現在の仮想通貨業界はどこかの取引所で取扱が決定したことで一気に値段が高騰する傾向があるので、取引所に上場するという情報は要チェックですね。
特にダッシュはコミュニティや広報が活発に活動しているので、今後も普及に力を入れている姿勢を感じるので今後も期待です。
ただ、今の話題はやはり
ビットコイン
ですね!
ついに日本円で1BTC=100万円を超えました!
高騰の要因は色々あるようですが、ざっと挙げると
- Segwit2x分裂問題が一旦なくなって安心感が出た
- 逆に「ゴールド」「ダイヤモンド」など新たな分裂問題が出て盛り上がった
- 大手証券会社でビットコインの先物取引が検討されている情報が出た
- 意識されていた1BTC=100万円の壁を簡単に超えたのでさらに伸びた
というようなことがあります。
とにかくさらに盛り上がってきたビットコインですが、正直完全に投機的商品になってしまったなーという感じがしてしまいます。
特に今は「よくわからない分裂」の話がどんどん出てきています。
10月には「ビットコインゴールド」、11月には「ビットコインダイヤモンド」などが分裂して誕生しましたが、他にも「スーパービットコイン」なるものができるなどの噂も出てきています。
一応分裂するための大義名分はあるようですが、どうも最近の風潮である「分裂したら新しい通貨が手に入るので儲かる(BTC自体の値段も上がる)」ということを受けて分裂しているように感じてしまいます。
日本の取引所ではビットコインゴールドやビットコインダイヤモンドはまだ扱う判断をしていないので分裂した通貨がどうなっていくのかはまったくよくわかりません。
ただ、今ではメディアに取り上げられることも多くなったビットコイン。
今後もニュースは絶えないと思うので、まだまだ目が離せないです。
その他の話題としては、個人的に注目していた「COMSA」が12月4日に取引がスタートします。
日本ではかなり話題のICOで、調達額は100億円を超えたということで取引開始時にどれくらいの値段がつくのかが注目されています。
また、COMSAの通貨はイーサリアムベースの「ERC20」とNEMベースの「Mosaic」のどちらかを選択できるので、双方で値段の差異が生まれるのではと気になっている人も多い模様。
「どっちがいいの?」という意見がよく聞かれますが、個人的な見解を出すと、
人気なのはNEMベースの「Mosaic」だけど、中期的な目線なら「ERC20」もいい
という感じです。
なんとなくZaifが主導するICOなので、NEMベースのほうが恩恵がありそうと考える人は多く、現状のツイッター情報などを見ると「Mosaic」を選ぶ人が多いです。
ただ、「ERC20」というのはイーサリアムトークンの標準規格として注目を集めているので、ERC20のほうが別の海外取引所などで上場しやすそうという利点があります。
ただ、結果的にどちらがよいかは正直わからないです。私は
「ZaifといえばNEMに力入れてるし、NEMベースでしょ!」
という軽いノリでMosaicを選びました。
Zaif取引所でのCOMSAの動向は非常に楽しみです^^
(追記)
12月4日に予定通りにCOMSAが公開されました。
公開すぐに1CMS=2000円ついたりしましたが徐々に下がって、1CMS=100円~150円あたりで一旦落ち着いた模様。
ICO取得時が1CMS=100円程度だったので、そこまで高騰はしなかったという印象ですね。
ただ、公開はこれからが始まりということなので、長い目で見ていけばいいかなと考えてます。
(12月9日 追記)
最近はいろんな通貨が上昇しまくりなので、全部はとりあげきれないのですが、直近で特に注目を集めているのが
「モナーコイン」と「NEM」
です。
モナーコインは正直私はたんなるジョークコインの一つだと考えていました。
ただ最近では、色々な決済にも使えるし、bitflyerでの取扱が決定し、bitflyerが海外にも進出することが決まっているので
海外勢がモナーコインを購入するかも
という期待感が生まれているみたいで爆上げしています。
もう一つ、「NEM」のほうはどうも「Wechat」と連携して決済できるウォレットを開発するというニュースが飛び出したことで話題になっています。
Inside NEM EP 23: Explained #NEM WeChat Wallet plus other big news!https://t.co/MdNJ4Q9IcA
— NEM (@NEMofficial) 2017年12月9日
「Wechat」は中国で凄く利用されているコミュニケーションアプリ(日本でいう「line」みたいなもの)です。
Wechatは利用者数が約10億人程度いると言われているので、その決済に利用できるとなるとすごいことになります。
ただ、現状このニュースはNEM側からの発表で、Wechatからの公式見解はないのでまだ実際どうなのかはわからないです。
(どうもNEM側がwechatに対応したサードパーティ製品を開発しているというだけで、公式に取り扱っているのではないっぽい)
仮想通貨ランキング 2017年11月
上記は2017年11月での、仮想通貨の時価総額のランキングです。(11月1日計測時)
(時価総額は「通貨の値段×出回っている通貨の量」です)
1位 ビットコイン
2位 イーサリアム
3位 ビットコインキャッシュ
4位 リップル
5位 ライトコイン
先月と順位を比較すると、3位ビットコインキャッシュと4位リップルが入れ替わりました。
ビットコインキャッシュはこの後紹介する「ビットコインの問題」に対して、ビットコインよりもビットコインキャッシュを支持したり、退避先として選んだりした人がいた模様。
で、先月10月後半から話題になっているのが
再度のビットコインの分裂問題!
以前もビットコインキャッシュとの分裂がありましたし、直近ではビットコインゴールドというものにも分裂するということがありました。
⇒ビットコインゴールドとは?もらえる取引所や価格予想などまとめ
ただ、今度はビットコインキャッシュやビットコインゴールドとはまた違う問題です。
今回は通常のビットコイン(BTC)と、ブロックサイズを2MBに大きくした「Segwit2X(B2X)」というものに分裂するかどうかという事で揉めてます。
以前からずーっと問題になっている「スケーラビリティ問題」を解決するためのアップデートをしようとするグループと、アップデートに反対しているグループの争いなのですが、今回の問題は若干違うところがあります。
それは分裂するSegwit2Xのほうが
Segwit2Xこそが正当なもので、元のビットコイン(BTC)は消滅するのが正しい
というような姿勢を見せていること。
その姿勢の表れとして、Segwit2Xは今のところ
リプレイプロテクションを施さない!
という意向をしめしています。
リプレイプロテクションというのを簡単にいうと「新しく分裂した通貨が元の通貨に影響を与えないようにする対策」というものです。
このリプレイプロテクションをしないと、「新しい通貨にバグなどがあって、元の通貨が不正に抜き取られる」というような事態が発生する可能性があります。
なので、普通はリプレイプロテクションをしっかり行った上で分裂すべきなのですが、自身が正当な通貨で、こちらに統一するべきだ!と考えているSegwit2Xはこの対策をしようとしません。
これが非常に問題になっています。
というのも、ビットコインを扱っている取引所はとりあえずどちらの通貨も扱っておきたいと考えてはいるのですが、リプレイプロテクションをしていないような通貨を扱うと不正に通貨を抜き取られる危険性があるので、そんな通貨は扱いたくないと考えてしまいます。
なので今、
- 「このまま分裂してしまうのか?」
- 「分裂したらどちらの通貨が支持されるのか?」
- 「分裂後に取引所は扱うのか?」
といった様々な点で揉めています。(まだまだどうなるかわからない状況です)
ただ、そんな問題がある中でもビットコインの価格は上昇し続けており、過去最高高値を更新しています。
上昇している原因は「アメリカの大手取引所でビットコイン先物取り引きが決まったこと」もあるのですが、「分裂すればまた新しい通貨が手に入る」と考えている人が購入しているからとも言われています。
ビットコインキャッシュの前例があるので分裂する際には価格が上昇するという傾向になっているみたいです。
ただ、今回の分裂問題は個人的には一番先行きが不透明な事態なので、楽観視はできないなと感じています。
(2017年11月14日追記)
揉めていた分裂騒動ですが、11月9日に「ビットコインの分裂を中止(もしくは延期)」という声明が発表されました。
なので、一旦は11月に分裂は起きないということになりました。
この影響で一時ビットコインの値段が急落しました。
(おそらく分裂時にもらえる通貨を期待していた人が分裂しないと知って売りに出たのかと)
さらに、この機会に乗じて
ビットコインキャッシュ
が異常な値上がりをしています。
今回ビットコインの件ではブロックサイズを変更することが中止になったので、すでにブロックサイズを大きく変更しているビットコインキャッシュに注目が集まったという感じなのかなと。
(ちょっと正確なことがまだわかってないのですが、とにかく値段は高騰しています)
今後はビットコインとともにビットコインキャッシュも色々注目されそうな気配です。
で、このビットコインの問題があまりに大きすぎて霞んでいるのですが別のニュースとしては
イーサリアムが2017年のカンファレンス「DevCon3」を11月1日より開催します。
この「devcon3」ではイーサリアムの開発者達が今後の方針などを発表することがあるので注目です。
(追記)
devcon3自体はかなりマニアックな話多めな感じで終了しました。
devcon3で語られた内容に関してはビットコイナー反省会というyoutubeチャンネルで詳しく語られていました。(会場の様子とかも含めかなり長い動画ですが)
仮想通貨ランキング 2017年10月
上記は2017年10月での、仮想通貨の時価総額のランキングです。(10月1日計測時)
(時価総額は「通貨の値段×出回っている通貨の量」です)
1位 ビットコイン
2位 イーサリアム
3位 リップル
4位 ビットコインキャッシュ
5位 ライトコイン
順位は先月と比べると3位リップルと4位ビットコインキャッシュが入れ替わりましたが、この2つは今同じくらいの時価総額で拮抗しているので、特に気にする変動ではありません。
先月の9月は、仮想通貨全体として大きな事件が2つあったので、価値が急落したり、持ち直したりしていました。
その2つというのが、
- 中国のICOと仮想通貨取引所の停止
- 日本の金融庁が仮想通貨交換業者として許可した取引所を発表
です。
中国では、中国人民銀(PBoC)が仮想通貨を規制する動きをみせています。
9月初旬にはICOと呼ばれる新規仮想通貨発行を規制すると発表し、その後9月中旬には中国国内取引所の操業停止を求めました。
⇒(参考)中国当局、ビットコイン取引所の操業停止計画の提出求める
この発表をうけて中国大手取引所のビットコインチャイナは操業停止を発表しました。
現状では中国で完全に仮想通貨が禁止になるのかどうかはまだよくわかっていません。
ただ、仮想通貨の需要が特に大きい中国での仮想通貨禁止というニュースは大きな衝撃を与えて、一気に仮想通貨全体の値段が急落しました。
で、その後相場はどうなっていくのかと思われましたが、9月下旬頃にはニュースも一段落して、また相場全体が持ち直しています。
そして、9月下旬には、日本での大きなニュースとして、金融庁が「仮想通貨を取り扱ってよい」として許可を出した取引所が発表されました。
以下PDFにて、取引所の詳細と取扱通貨が見れます。
http://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyoj/kasoutuka.pdf
第1段となった今回の発表では、以下の11社が登録業社となりました。
- マネーパートナーズ
- QUOINE
- bⅰtFlyer
- ビットバンク
- SBIバーチャル・カレンシーズ
- GMOコイン
- ビットトレード
- BTCボックス
- ビットポイントジャパン
- フィスコ仮想通貨取引所
- テックビューロ
発表された直後は「有名な取引所であるコインチェックが入ってない!」「取扱通貨が少ない取引所が多い」など色々騒がれました。
ただ、今回の第1段の発表以外にもまだ審査中の取引所が多くあるということで、続報が待たれる感じになっています。
一応国が公式に登録業者を発表したということで、日本での仮想通貨の取扱が普及するのではと期待が持たれてきています。
そして、今月10月の注目としては、以下のようなものが挙げられます。
- 日本注目のICO「COMSA」のプレセール
- リップル社による世界的カンファレンス「SWELL」の開催
- (追記)ビットコイン、再度の分裂問題
「COMSA」は仮想通貨取扱の登録業者にもなった「テックビューロ」が手がけているICO案件で、日本では非常に注目が集まっています。
(参考)
⇒日本の仮想通貨法を武器とした資金調達のICOプラットフォーム「COMSA」をテックビューロが発表
10月2日から一般のプレセールが開始するということで、多くの人が注目しています。
ただ、発表間近になって参画予定のCAMPFIREとゴタゴタがあったり、COMSAに注目しているのは日本だけだから大したICOじゃないという意見も出てきて少し荒れています。
(追記)
10月20日超えて中盤にさしかかったCOMSAのプレセールですが、調達額が90億円を突破しました。
現状でICO歴代7位の記録だそうで、かなり多くの人が注目したんだなと思います。
ただ、プレセール開始前のCAMPFIREとのゴタゴタがなければもっと成功してたのになと感じます。
(まあプレセール後に発表されるよりかは透明性があっていいかと思いますが)
また、10月16日~18日に予定されているリップルのカンファレンス「SWELL」も多くの人に関心が持たれています。
カンファレンスはこれからのリップルの展望や重大発表がされるかもしれない機会で、発表によっては値段が乱高下する可能性があるので注目です。
(追記)
SWELLは無事終了しました。
ただ、リップルの価格変動という面では正直微妙。
SWELL開始前には期待感で若干上がりましたが、始まってからは大体前情報と同じことが発表されたという感じなので、そこまで価格には影響しませんでした。
ただ、着実にリップルを導入する企業や実運用のための実証は進んでいることはアピールされていたので、今後も注目はしていきたいところです。
SWELLで発表された内容に関しては以下の記事がよくまとまっています。
⇒(参考)【SWELL最終日&まとめ】ブロックチェーン革命:リップル社が歩む未来とは
次、期待のカンファレンスとしてはイーサリアム開発者のカンファレンス「devcon3」ですね。
2017年11月1~4日にメキシコにあるカリブ海沿岸の観光都市・カンクンで開催されます。
イーサリアムは着実に改良をかさねてきており、実運用に向けて動いているので、今後の未来をどのように考えているのか聞けるのは非常に楽しみです!
(追記)
8月にビットコインの分裂問題が発生しましたが、またもビットコインが分裂するということで問題になっています。
今回は既存のビットコイン(BTC)とブロックサイズを2MBにする「B2X」、さらにビットコインゴールド(BTG)という3つに別れるなんて話が持ち上がっています。
ビットコインゴールドに関しては10月25日にハードフォークするのが決まりそうな感じです。
⇒ビットコインゴールドとは?もらえる取引所や価格予想などまとめ
ただ、ビットコインゴールドに関しては支持している人がすごい少なくて微妙な印象です。
B2Xに関してはかなり意見が別れていて揉めてる最中なので、まだ様子を伺っている状況。
(もう少し詳細わかれば本サイトでも記事にしていきます)
分裂すると、新しい通貨がタダでもらえてラッキー!という人もいますが、個人的には分裂を繰り返すのは、ビットコインが信頼できないものになっていく印象を受けて嫌なかんじなのですが。
ただ、この分裂問題の影響で価格が上がっていることも事実なので、しっかり情報をキャッチしておく必要はあるかと思います。
仮想通貨ランキング 2017年9月
上記は2017年9月での、仮想通貨の時価総額のランキングです。(9月1日計測時)
(時価総額は「通貨の値段×出回っている通貨の量」です)
1位 ビットコイン
2位 イーサリアム
3位 ビットコインキャッシュ
4位 リップル
5位 ライトコイン
順位自体は先月と変わっていませんが、8月後半から仮想通貨全体が上昇傾向で、
色々な通貨が値上がりしています。
ビットコインに関してはスケーラビリティ問題を改善するための施策である「Segwit」が導入され、問題なく稼働できているという点と、北朝鮮問題で世界情勢が不安なのでリスクヘッジの投資商品として買われている模様。
分裂問題が鎮静化して、segwitも問題なく導入されれば、より安定感がましていきますね。
ランキング外ではありますが8月後半で特に話題になった通貨としては
LISKとMonero
があります。
LISKはインドで仮想通貨取引所がオープンしたことで一気に値段が高騰しました。
また、9月にリブランディングを予定していたり、年末にLISKのプラットフォームを使用できるソフトをリリースする予定などもあり、まだまだ目が離せないですね。
Moneroも同じように韓国の取引高No1取引所「bithumb」での取扱いが決まったことで値段が上昇しました。
Moneroの他に匿名性を重視する仮想通貨にも注目が集まっており、DASHなども大きな値上がりを見せています。
あと、注目としては
NEMとzaifトークン
が話題になっています。
これは先月にも話題になった「COMSA」というICOが発表され、COMSAのシステムや購入の際に利用されるNEMやzaifトークンが値上がりしています。
(参考)
⇒日本の仮想通貨法を武器とした資金調達のICOプラットフォーム「COMSA」をテックビューロが発表
COMSAのICO販売は10月なので、9月もまだまだ注目ですね。
今は様々な仮想通貨の取扱が増えていて、市場規模を伸ばしているので目が離せない状況が続いています。
仮想通貨ランキング 2017年8月
上記は2017年8月での、仮想通貨の時価総額のランキングです。(8月3日計測時)
(時価総額は「通貨の値段×出回っている通貨の量」です)
1位 ビットコイン
2位 イーサリアム
3位 ビットコインキャッシュ
4位 リップル
5位 ライトコイン
2017年8月1日は仮想通貨界での一大イベントである
ビットコインの分裂
が発生しました。
これによって、ビットコインは今までの「ビットコイン」と「ビットコインキャッシュ」という2つの通貨に別れることになりました。
ただ、現在この分裂による影響はかなり少ない模様です。
というのも、分裂といっても今までのビットコインを支持する人が大多数を占めており、ビットコインキャッシュを支持する人はごく少数であり、今までどおりビットコインが使用されると考える人がほとんどだからです。
分裂問題の引き金となった「スケーラビリティ問題」に関しては今までのビットコインもSegwitと呼ばれる措置をとるので、若干は改善される予定で、そちらの方式で現状はOKという見方が強いです。
ビットコイン自体は、Segwitの本格導入が控えていますし、ビットコインキャッシュの巻き返しがあるかもしれないので、まだまだわかりませんが、直近の大波は超えたかなという感じです。
今後のビットコインとビットコインキャッシュの動向はすごく注目ですね。
あと、他の仮想通貨でいうとランキング外ではあるのですが
NEM(ネム)
という仮想通貨が注目されています。
理由としては、NEMと非常に関わりのある
大型のICO(新規仮想通貨)案件
が発表されたからです。
それが
「COMSA」
という案件です。
(参考)
⇒日本の仮想通貨法を武器とした資金調達のICOプラットフォーム「COMSA」をテックビューロが発表
仮想通貨業界ではICOがブームですが、
「ICOをプロデュースするためのプラットフォームをつくる」
というコンセプトのICO案件みたいです。
日本の大手取引所であるzaifを運営しているテックビューロが絡んでいるのと日本最大手のクラウドファンディングサイトである「CAMPFIRE」の参戦が発表されているので、日本では非常に注目を集めています。
ICO自体は10月2日を予定している模様。
トークンセールに事前登録しておくと、今後のお知らせと紹介リンクがもらえるので気になる人は登録しておくと良いかと思います。
もしかしたら騒いでいるのは日本だけかもしれませんが、NEMの値段はCOMSAが発表されてからかなり上昇傾向ですので今後も注目ですね。
仮想通貨ランキング 2017年7月
上記は2017年7月での、仮想通貨の時価総額のランキングです。
(時価総額は「通貨の値段×出回っている通貨の量」です)
1位 ビットコイン
2位 イーサリアム
3位 リップル
4位 ライトコイン
5位 NEM
2017年7月は先月に引き続き、ビットコインの分裂問題のために
市場全体が下落傾向
でした。
しかし、7月中旬あたりで、ビットコインの分裂の方向性が見えてきたので、途中から回復してきました。
ビットコインに関しては、かいつまんでいうと
分裂はするんだけど、かなり影響が小さい形で分裂される
可能性が高くなりました。
というのも、始め揉めていたソフトフォーク(分裂しない解決方法)とハードフォーク(分裂する解決方法)、どちらにするかという話自体は
ソフトフォーク(分裂しない方法)が採用
という形が概ね決定したからです。
ただ、ここからが若干ややこしいのですが、その後に別の一部のグループが、
もう一つ別の方法を用いたビットコインを作る!
と宣言しました。
それが「ビットコインキャッシュ」という通貨です。
(デザインもビットコインと同じなのでわかりづらい。現状略称も「BCH」なのか「BCC」なのかで意見がわかれてます)
なので、結局のところは「分裂はする」のですが、新しい「ビットコインキャッシュ」のほうは、本当に一部のグループだけが支持しています。
(支持層が全体の5%にも満たないという話です)
なので、分裂はするんだけど今後も
通常のビットコインのほうが市場で使われる可能性が高い
と予想している人がほとんどです。
実際は8月1日に分裂して、その後を見ないとわからないので状況を追っていきたいと思います。
仮想通貨ランキング 2017年6月
上記は2017年6月での、仮想通貨の時価総額のランキングです。
(時価総額は「通貨の値段×出回っている通貨の量」です)
1位 ビットコイン
2位 イーサリアム
3位 リップル
4位 ライトコイン
5位 イーサリアムクラシック
2017年6月は先月までの異常な盛り上がりが落ち着いて
仮想通貨市場全体の値段が下落
しました。
最近の値下がり具合から、巷では、「仮想通貨バブルは終わった」みたいなことを言う人もいます。
ただ、下落したといっても、2,3ヶ月前に比べれば全体的にまだまだ高い水準です。
私個人としてはまだ一段落したというだけで、仮想通貨がこれから普及段階に入ればもっと盛り上がっていくのではと考えています。
しかし、そんな中で今、不安要素として大きいのがビットコインのスケーラビリティ問題における分裂危機。
特に現在では8月1日に行われるとされている
UASF
というのが話題になっています。
(UASFに関しては近々記事書く予定です)
まだビットコインが今後どうなるのか不安が残るということで、若干ビットコインの買い控えが発生している感じに思えます。
また、ビットコインから一時的に退避するために、退避先として、
ライトコイン
が注目を集めているようです。
6月中旬からライトコインの値段がかなり上昇しています。
ビットコインを「金」と例えるならライトコインは「銀」と称されるように、似たような通貨でありながら流通量も多く、さらにライトコインはsegwitというスケーラビリティ問題への対策がとられているので、退避先として選びやすいのかもしれないです。
とにかくビットコインの分裂問題を控えるなか、7月どのような動きを見せるのかは注目ですね。
仮想通貨ランキング 2017年5月
上記は2017年5月での、仮想通貨の時価総額のランキングです。
(時価総額は「通貨の値段×出回っている通貨の量」です)
1位 ビットコイン
2位 イーサリアム
3位 リップル
4位 ネム
5位 イーサリアムクラシック
2017年5月はとにかく
仮想通貨市場全体が異常な盛り上がりを見せた!
という月でした。
5月に入って、たった10日で市場規模が1兆円以上上昇しました。
ビットコインも初めて1BTC=30万円台を突破して話題になりました。(6月現在では若干下落しています)
さらに、どの仮想通貨も軒並み上昇した中で、特に著しく上昇したのが
リップル(ripple)とネム(NEM)
です。
リップルは、以前から三菱UFJ銀行などの世界大手の6銀行が採用を決定したことで値段が上昇しておりました。
その上で、日本の主要50以上の銀行がリップル採用に動いているというニュースが流れ、一気に値段が高騰していきました。
ネムのほうは、実際それが高騰の理由かどうかわかりませんが、全国銀行協会が推進している「ブロックチェーン連携プラットフォーム」プロジェクトにおいて、NEMのシステムを用いた、テックビューロ社のmijinが製品資料として提出されたという噂が流れ、ネムがさらに勢いを増すのではという期待感が増した模様。
どちらの通貨も今後の未来への可能性を感じますね。
さらに5月後半には、仮想通貨全体が若干熱が冷めた中、
イーサリアムが再度高騰してきました!
イーサリアムは4月の後半には、イーサリアムETFが発足するという話題でも高騰していました。
さらに、5月後半には、イーサリアムを企業が使用するために結成された組織「エンタープライズ・イーサリアム・アライアンス(EEA)」に、新たに86社が参画したというニュースがありました。
新たに参画した企業としては
日本の代表的企業であるMUFGやトヨタを始め、世界有数の企業が名を連ねており、非常に注目が集まりました。
さらに、イーサリアムは新しいアップデート、通称「メトロポリス」が控えており、さらにセキュリティや機能が強化されるのではという期待感が持たれています。
で、このイーサリアムの高騰に付随して、イーサリアムから派生して生まれた「イーサリアムクラシック」も値段が高騰して、現在ランキングの5位に位置しています。(私としてはあまりイーサリアムクラシックの情報はわからないのですが)
とにかく5月は仮想通貨全体が異常な上昇をしたので、一部の人には
仮想通貨バブル
と呼ばれています。
このバブルの状況がいつまで続くのか、また、バブルが弾けて、一気に急落してしまう時がくるのかというのは今のところまだわかりません。
ただ、どちらにしても、世界が大注目している仮想通貨業界に、今目を向けておくのはこれからの未来を知る上で重要だと思います。
(参画するかしないかは個人の判断ですが)
仮想通貨ランキング 2017年4月
上記は2017年4月での、仮想通貨の時価総額のランキングです。
(時価総額は「通貨の値段×出回っている通貨の量」です)
1位 ビットコイン
2位 イーサリアム
3位 リップル
4位 ライトコイン
5位 ダッシュ
ランキングの順位としては、先月から「ライトコイン」と「ダッシュ」が入れ替わっただけですが、全体的な価格はものすごく上がっていて、今、すごい仮想通貨が盛り上がっている!という印象をうけます。
4月の注目は、まずはライトコイン
ライトコインはビットコインを少し改良したというような仮想通貨です。
そのライトコインにて
Segwitの導入がほぼ確定
しました。
Segwitというのは、ビットコインやライトコインが抱えている問題の一つであるスケーラビリティ問題を解決するための技術です。
ビットコインでは今、この問題にSegwitの技術を用いて解決するのか、別の方法で解決するのかで分裂問題が発生していました。(先月のランキングの中で少し解説しています)
ただ、この分裂問題を解決するためにも、一旦、別の仮想通貨を実験台にして、技術を試してみようという動きが出てきていました。
その時にSegwit導入する通貨として選ばれたのが「ライトコイン」と「モナーコイン」です。
(モナーコインに関しても別記事で紹介しています)
ライトコインもモナーコインも特徴は若干違うものの、ビットコインと似た部分が多いので選定された模様。
そのおかげで、ライトコインもモナーコインも価格が上昇しました。
かつ、ライトコインやモナーコインにてSegwitを導入することで上手くいくならば、ビットコインの分裂問題も解決するのでは!という期待が高まっています。
また、4月から個人的に感じているのは
有名な通貨がどんどん認知度を増してきて、逆にマイナー通貨が淘汰されていくような雰囲気
です。
ビットコイン取引所として日本で有名なコインチェックでは、仮想通貨ランキングで上位に入っている「ライトコイン」「ダッシュ」「NEM」などの通貨の取扱を開始しました。
【coincheck取扱仮想通貨】
現在ランキング上位にある、元々知名度があった通貨に関しては、現在軒並み価格が上昇しています。
(特にコインチェックで扱われている通貨の上昇度はスゴイですね)
ただ、その分、まだ殆ど知られていないようなマイナー通貨に関しては、4月に施行された仮想通貨法案によって、「取扱できない通貨になるかも」という思いからちょっと盛り上がりに欠ける印象です。
たくさんの種類の仮想通貨を扱っていることで有名な海外取引所のpoloniexでは、マイナーな17の通貨について、取扱をやめることを発表しました。
仮想通貨全体は盛り上がっているのですが、今から新規に登場する仮想通貨に関してはかなり普及のハードルが高くなっていく感じがあります。
私としては、もっと新しい革新的な通貨が登場すればおもしろいのになーと思っていますが、現状どうなっていくかはまだわからないですね。
仮想通貨ランキング 2017年3月
上記は2017年3月での、仮想通貨の時価総額のランキングです。
(時価総額は「通貨の値段×出回っている通貨の量」です)
1位 ビットコイン
2位 イーサリアム
3位 リップル
4位 ダッシュ
5位 ライトコイン
ランキングの順位としては、先月から「リップル」と「ダッシュ」が入れ替わっただけなのですが、3月は話題がてんこ盛りで、色々なことが起こりましたので、順に紹介していきます。
まず、3月の序盤に話題になったのはビットコインで、
ビットコインETFが可決されるかどうか
という話題が盛り上がりました。
ビットコインがETF化すれば、より多くの人がビットコインを投資対象とするので、一気にビットコインが普及するのではという思いから値段が上がりましたが、結果的には否認されて、また値段が下がりましたね。
さらにその後ビットコインには
分裂(ハードフォーク)問題
が浮上してきて、さらに値段が下がりました。
こちらの問題は私も情報を色々調べているところですが、ざっくり言うと
ビットコインの問題点である「スケーラビリティ問題」を解決するための方法として、既存のビットコインをちょっと改変することで解決する「bitcoin core(BC)」側と大きく変更を加える「bitcoin umlimited(BU)」側で意見が分かれている
という感じです。
現在は各取引所がどちらの意見を支持するかなど表明を出していますが、どうなるのかわからない状態です。
BU側を採用するとなると、既存のビットコインを「BC」、新しい技術を搭載したビットコインを「BU」として、通貨が2つに分裂してしまうので、市場がすごく混乱する恐れがあります。
別の仮想通貨でいうと、以前イーサリアムが「イーサリアム」と「イーサリアムクラシック」という通貨に分裂したときもかなり混乱がおきましたが、ランキング1位のビットコインが分裂するとなると、その影響は計り知れないです。
(この問題はどうなるのかわからない状態なので、私も情報を追いつつ、本サイトに記載していきます)
次に話題になったのが「イーサリアム」
イーサリアムは「イーサリアムベースの銀行がロンドンにて設立される」というニュースや、企業向けイーサリアム(Enterprise Ethereum)の使用策定を行う「Ethereum Alliance」が発足するなど、今後が楽しみなニュースが色々出てきているので買いが集まり一気に値段が高騰しました。
仮想通貨の傾向として、一気に高騰した後急落することも多いですが、まだまだ今後の活躍が期待されるので注目ですね。
そして、最後3月31日には、「リップル」がすごいことになりました。
三菱東京UFJ銀行など、世界の大手銀行が
- ブロックチェーンを活用した次世代型の国際送金サービスを始める!
- そして、そのサービスにリップルの技術を活用する!
というニュースが発表されましたことで値段を一気に高騰させました。
4月以降もリップルがどうなるのか気になるところです。
また、4月1日から日本で「仮想通貨法案」が施行されますので、それが今後の仮想通貨にどう影響するのかも今後注目です。
現在、仮想通貨が今まで以上に盛り上がりを見せているので、今後ますます目が離せないですね。
仮想通貨ランキング 2017年2月
上記は2017年2月での、仮想通貨の時価総額のランキングです。
1位 ビットコイン
2位 イーサリアム
3位 ダッシュ
4位 リップル
5位 ライトコイン
注目は先月はランク外だった「ダッシュ(DASH)」という仮想通貨が3位にランクインしていることです!
ダッシュは匿名性が高いことを売りにしている通貨の一つです。
匿名性が高いという特徴は仮想通貨第1位のビットコインにはない特徴かつ、今求められている特性です。
なので、匿名性を売りにしている「ダッシュ」「モネロ」「ZCASH」などの通貨は軒並み価格を上昇させています。
2017年は匿名性が高い通貨の時代が来る!と予測していた専門家もいて、現状それが現実に近づいている形です。
その中でも今「ダッシュ」が暴騰して一歩抜きんでた感じですが、今後どうなっていくのかすごい気になる通貨ですね。
仮想通貨ランキング2017年 1月
上記は2017年1月での、仮想通貨のランキングです。
1位 ビットコイン
2位 イーサリアム
3位 リップル
4位 ライトコイン
5位 モネロ
1位から5位は先月とまったく同様の結果となってます。
2017年1月の注目通貨も先月同様ビットコインでした。
一時期、ビットコインの値上がりが止まらず、過去最高高値を更新しました。
しかしその後、中国におけるビットコイン規制の動きなどがあって急落。
1月末時点では1bit=10万円あたりとなっています。
まだまだ仮想通貨の主役はビットコインというかんじがしますね。
仮想通貨ランキング2016年 12月
上記は2016年12月での、仮想通貨のランキングです。
1位 ビットコイン
2位 イーサリアム
3位 リップル
4位 ライトコイン
5位 モネロ
1位から5位は11月とまったく同じです。
12月は11月に引き続いてビットコインの上昇が止まりませんでしたね。
1bit=10万円を超えるのかと注目していましたが、あっさりと超えていきました。
そして、2014年以来の過去最高値も突破。2017年1月現在では11万円後半から12万円まで推移しています。
去年の1月から比較すると倍以上も値段が高騰していますね。今後も伸びつづつけるのか注目が集まります。
あとなにげに5位のMoneroも上昇していってます。
10月の時にも書きましたが、匿名性重視の仮想通貨は今注目の通貨なので気になるところですね。
そろそろ3位、4位のリップルとライトコインを抜くかも。来月どうなっているか楽しみです。
仮想通貨ランキング2016年 11月
上記は2016年11月での、仮想通貨のランキングです。
1位 ビットコイン
2位 イーサリアム
3位 リップル
4位 ライトコイン
5位 モネロ
イーサリアムクラシックとモネロが5位と6位で入れ替わりましたが、先月のランキングとほぼ同じ顔ぶれです。
最近で注目だったのは、ビットコインの高騰ですね。
ここ数ヶ月の間、ずっとビットコインは上昇を続けており、3ヶ月前まで、1ビットコイン/60000円程度だったのが、12月現在では1ビットコイン/90000円ほどに上昇しています。
(ビットコイン/日本円の2016/9~2016/12のチャート)
上昇の理由としては明確には明らかになっていませんが、インドやナイジェリアなどの国々におけるビットコイン需要の高まりが要因だとされています。
インドでは、11月8日にナレンドラ・モディ首相が高額紙幣の廃止を宣言した後、インド国内におけるビットコイン価格が急騰しました。
また、アフリカの取引所BitXにおいては、ナイジェリアの法定通貨であるナイジェリア・ナイラ(NGN)とビットコインが取引されるようになり、ビットコインの普及が今後も続くと期待されています。
11月はアメリカの大統領選をうけて株価が上昇していたので、正直ビットコインはリスクヘッジ商品として値を下げるかなと思ったのですが、関係なく上昇を続けています。
今後も仮想通貨の代表格であるビットコインは注目の通貨ですね。
仮想通貨ランキング2016年 10月
上記は2016年10月での、仮想通貨のランキングです。
1位 ビットコイン
2位 イーサリアム
3位 リップル
4位 ライトコイン
5位 イーサリアムクラシック
1位から5位は、先月のランキングとほぼ同じ顔ぶれです。
なので、今回はその下の6位~8位に注目してみようと思います。
6位は先月注目したモネロ(monero)。7位はDASHコインです。
この2つのコインはどちらも秘匿性を重視したコインで、今注目されている通貨です。
この10月には、さらに、秘匿性を重視した「zcash(ジーキャッシュ)」という通貨が公開されて話題になっています。
zcashは多くの仮想通貨の大物が参画していて注目の通貨なので、今後の動向に期待していきたい通貨です。(モネロやdashコインとともにどうなるのか見ものです)
また、8位には「auger(オーガー)」という仮想通貨がランクインしています。
augerは、「未来予測市場」という部分で革新をもたらす通貨として注目されています。
私もaugerの未来、augerが変えていく市場の未来はスゴく気になっています。
仮想通貨ランキング2016年 9月
上記は2016年9月での、仮想通貨のランキングです。
1位 ビットコイン
2位 イーサリアム
3位 リップル
4位 ライトコイン
ここまでは先月と同じ顔ぶれが並んでいます。
5位 Monero(モネロ)
5位のmoneroは前からある仮想通貨ですが、8月の末に急騰してきて5位にランクインしてきました。
moneroは非常に匿名性に優れた仮想通貨の一つです。
取引の履歴を他人が盗み見できないようになっていたり、非常に優れた暗号技術を使った取引を行うことができるので、送金元、取引が特定されたくないというような場面で使われることが想定されています。
そのため、ダークマーケットを通じた違法取引に使われるのではないかとの懸念も多い通貨です。
実際、2016年9月より、違法なドラッグや個人情報の売り買いが行なわれている「AlphaBay」というオンラインマーケットでの採用が決定したことで、価格が上昇しました。
インターネットでの違法取引に使われるというのは仮想通貨ではよくあることで、実際、ビットコインの価値が上昇したキッカケも、闇サイト「シルクロード」での利用でした。
ダークマーケットで利用されることで価値が急騰するというのは今後もありそうなので、moneroは今後も注目の仮想通貨ではあります。
ただ、違法な市場での使用は、取り締まりが強化され、使用不可になる場合もあり、一気に価値が急落する可能性もあるので気をつけなければなりません。
仮想通貨ランキング2016年 8月
上記は2016年8月での、仮想通貨のランキングです。
1位はビットコイン。ここはもう当たり前ですね。
2位はイーサリアム。こちらも3位と大きく離しています。
ただ、イーサリアムは色々ゴタゴタがありました。その件に関しては6位の紹介のところに書いてます。
3位と4位は「リップル」と「ライトコイン」
先月よりワンランクアップですが、特にこの2つに変動があったわけではなく、先月3位のsteemが少し値を下げただけです。
5位は「steem」
先月一気に値を上げてきましたが、少し一段落ついた感じです。(3位から2ランクダウン)
何か変なことがあって値が下がったわけでなく、仮想通貨は急騰・急落を繰り返しつつ値を上げていく傾向があるので、先月急騰して落ち着いたというかんじですね。
8月は注目の仮想通貨として6位も載せています。
6位は「イーサリアムクラシック」です。
こちらは、2位のイーサリアムから派生してできた仮想通貨です。
先月のランキングでも書きましたが、7月にイーサリアムが不正に抜き取られるという事件が発生しました。
その際に、イーサリアムでは、抜き取られた通貨を使用不可能なように修正(ハードフォーク)を実施しました。
ただ、この修正を行うという行為が「仮想通貨の理念に反している」と考える人も多数いました。(誰かの利益のために修正とか改変できる通貨はよくないという考え)
そこで、イーサリアムの修正(ハードフォーク)に反抗する人達によって作られたのが「イーサリアムクラシック」です。
イーサリアムクラシックは、何かバグなどがあっても修正などは行わなず、純粋にブロックチェーンによって、誰にも干渉をうけない通貨を目指しているようです。
派生した際、イーサリアム所有者は同額のイーサリアムクラシックを受け取ることができたので、いきなり仮想通貨ランキングの6位の地位にきています。
今後このイーサリアムクラシックがどうなるのか、また、2位のイーサリアムもどうなるのか注目が集まっています。
仮想通貨ランキング2016年 7月
上記は2016年7月での、仮想通貨のランキングです。
1位はビットコイン。ここは2位と圧倒的な差があるので、おそらくこれから数年は変わらないのではと思います。
2位はイーサリアム。こちらも3位以下とはだいぶ差があります。
しかし、先月イーサリアムから派生したプロジェクトであるDAOがプログラムの隙を突かれ、あわやイーサリアムが抜き取られるかもという事態におちいりました。その後イーサリアムは「ハードフォーク」という修正作業をして、抜き取られた通貨を使用できなくする処置をして、一旦事態としては落ち着く様子です。
ただ、イーサリアムから派生するプロジェクトDAOが今後もプログラムの隙(バグなど)を突かれるという可能性は否定できず、ちょっと今後の展望がわからずくすぶっている状態です。(6月に乱高下して、ちょっと価値は下がっています。)
3位は「steem」という通貨が急浮上してきました。
sttemはブロックチェーンを使用したソーシャルメディアプラットフォームです。
おそらく、facebookのようなsnsだったり、NAERまとめのようなキュレーションサイトが作成されるようなことに使われ、そのソーシャルメディアの中で、仮想通貨を報酬として発生させる仕組みなんかが生まれてくるのではと期待されています。
4位と5位は「リップル」と「ライトコイン」ここはあまり変化がありませんね。
先月5位にきていたDAOですが、イーサリアムの時にのべた、通貨を抜き取られるという事件が勃発したので、急落して、現在は6位です。ちょっとDAOの今後の将来性はわかりませんね。
仮想通貨ランキング2016年 6月
上記は2016年6月での、仮想通貨のランキングです。
1位はビットコイン。(他に圧倒的な差がついてます)
2位は今年の年初から急成長を遂げているイーサリアム。(こちらも3位以下を圧倒)
3位のリップルと4位のライトコインは日々順位が入れ替わっているのでせめぎあっている状況。
5位は最近クラウドセールにて、もっとも出資金を集めた仮想通貨として注目が集まった「the DAO」。公開されたのが2016年の5月なので、一気に5位に急浮上してきました。(ただ、最近ハッキングの被害にあったということで値段が急落して、今後が心配されていますが)
まとめ
Crypto-Currency Market Capitalizationsのサイトは、原状の仮想通貨の状況や、これまでのチャート推移などを見る上で、非常に役にたつサイトですので、仮想通貨投資の際には活用していきましょう。
以上、仮想通貨ランキング2018最新に関しての記事でした。
(更新の励みになります)
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