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イーサリアムの購入方法 取引所のおすすめは?今後の将来性は?に関する記事です。
新時代の概念として注目されている
仮想通貨(暗号資産)
現在、次世代の仮想通貨、仮想通貨2.0として注目が集まっているのが
イーサリアム
です。
本サイトではイーサリアムに関しての記事をいくつか掲載しています。
⇒イーサリアムのチャートをみるオススメサイトと今までの相場推移
今回は、まず「イーサリアムとは何か?」を説明したうえで、イーサリアムの日本での購入方法や取引所のおすすめを紹介します。
また、個人的に考えるイーサリアムの今後の将来性なども紹介していきます。
(補足)
イーサリアムの将来性に関して「何倍になるのか予想してほしい」とか「今からイーサリアムに投資したら儲けることができるのか教えてほしい」といった意見をいただきました。
ですが、そんなはっきりと未来のことがわかるわけはなく、あくまで今までの推移や現状の取り組みにおける期待や懸念という事実において私なりの将来性予想を書いてます。
イーサリアムとは何か?わかりやすくいうと
まず最初にイーサリアムについての説明の前に言わせていただくと、
イーサリアムという名称 = 仮想通貨の名称
ではありません。
イーサリアムは、「イーサリアムプロジェクト」という、新しい試みを実現しようとする計画・組織があり、その計画のために必要な技術として提供されているアプリケーションやソフトウェアなどのプラットフォームの総称です。
このイーサリアムプロジェクトにて使用される仮想通貨のことを「ether(イーサー)(ETH)」と呼びます。(最近ではイーサリアムという名前が普及しているので通貨自体のことをイーサリアムと呼ぶ人も多いですが)
ビットコイン以降の仮想通貨(アルトコイン)に多いのが、ビットコインの技術に新たな技術を加えて新たな価値を創造しようとする形です。
ですので、ビットコインは仮想通貨バージョン1.0の時代のもの、その他の仮想通貨はバージョン2.0のものと表現されることもあります。
イーサリアムは仮想通貨のバージョン2.0にあたるもので、ETHという仮想通貨によって、「スマートコントラクト」を実現しようという目的があります。
スマートコントラクトというのは、「賢い契約」とか、「自力執行権のある契約」などと訳されたりしますが、端的に表すと、
契約の条件確認や履行までを自動的に強制させられる仕組み
と言われています。
この「スマートコントラクト」に関して詳しく説明していきます。
イーサリアムでは、契約の記録も台帳で管理される
(イーサリアムを学ぶ上でビットコインの技術の理解が基盤として必要なので、ビットコインに関する記事もご参照ください。)
仮想通貨の代表格であるビットコインでは、システムによって、通貨の取引履歴が書かれている台帳をP2Pという分散管理システム、ブロックチェーンと呼ばれる不正改ざん防止の仕組みで管理することで、通貨としての信頼性を確保しています。
イーサリアムは、このビットコインの性質に加えて、台帳に契約の情報も付与し、管理します。
契約というのは、端的にいうと、条件です。
すこし例え話をしますと、
あなたがりんごを1つ100円で購入するとします。
その際に、お店の店主に「3日以内にもう一回うちで買い物してくれたら次から半額にします!」と言われたとします。
この時、口約束の場合であれば、本当に3日以内に来たら半額になるのかという保証がないので、店主に「そんな約束したっけ?」とはぐらかされてしまう可能性があります。
そういった時、イーサリアムのシステムを利用した売買だと、はじめにりんごを買った際に、「3日以内に同じ店で買い物した場合は半額」という契約(条件)も売買記録と一緒に付与することができます。
この記録は、P2Pという分散管理、ブロックチェーンと呼ばれる不正改ざんを防止するシステムに守られているので、店主側は絶対にこの約束を実行しなければなりません。
更に言うなら、システム上の契約に盛り込まれている場合であれば、買い物時に条件を満たしていれば勝手に半額になる仕組みにすることもできます。
これが、イーサリアムの目的である「スマートコントラクト(契約の条件確認や履行までを自動的に強制させられる仕組み)」の概念です。
この「契約も一緒に管理する」という部分が、ビットコインとの一番大きな違いであり、イーサリアムの一番の特徴になります。
今回は簡単な条件を例として挙げましたが、実際のイーサリアムでは、プログラミングによって、より複雑な条件を付与することができるので、もっと大きな可能性を秘めています。
イーサリアムでは、この仕組みをもっと壮大なプロジェクトとして、様々な取引に応用しようとしています。
イーサリアムのスマートコントラクトの概念を用いた別のプロジェクトなども多数動いており、今後この仕組みがどのように社会を動かしていくのか、非常に興味が持たれています。
2018年現在では、イーサリアムは
新しい仮想通貨を生み出すためのプラットフォーム
となっています。
イーサリアムを土台として、トークンと呼ばれる新しい仮想通貨案件(ICO)が次々誕生して話題になっています。
より詳しいイーサリアムの説明に関しては日本デジタルマネー協会のイーサリアム勉強会でも語られています。(プログラムのことなど非常に難しい話も多いので、理解出来る人だけ見ることをおすすめします。)
(7分ごろからイーサリアムの説明が始まります)
つぎにイーサリアムの入手方法に関して説明します。
イーサリアムの購入方法
イーサリアムを購入する場合、仮想通貨を扱っている「取引所」にて購入するのが一般的です。
各取引所によって扱っている仮想通貨が違うので、イーサリアムを取り扱っている取引所を選ぶ必要があります。
(イーサリアムは有名な仮想通貨なので大抵の取引所で扱っていますが)
以下、イーサリアムを購入可能な取引所の一覧とオススメの取引所について紹介していきます。
イーサリアム 日本円で購入できる取引所一覧
2018年7月現在、イーサリアムを日本円で購入できる取引所はどんどん増えており、以下のような取引所で売買可能です。
- GMOコイン (販売所として取扱)
- DMMBitcoin
- zaif
- QUOINEX(コインエクスチェンジ)
- BTCBox
- bitbank.cc(ビットバンク) (取扱としてはビットコイン建てETH/BTCのみ)
- Bit Trade(ビットトレード) (取扱としてはビットコイン建てETH/BTCのみ)
- CoinCheck(コインチェック)
- bitflyer(ビットフライヤー)
※「販売所としての取扱」について
仮想通貨については取引所が買い手と売り手のユーザーをつなぐ仲介役となる「取引所取引」の他に、取引所自体が保有している仮想通貨を販売する「販売所取引」という取扱方法があります。
一般的に販売所取引では取引所の手数料側の手数料が多めに取られる傾向にあります。
ただ、イーサリアムの日本円建ての取引(ETH/JPY)はまだ主流ではなく、ビットコイン建て(ETH/BTC)の場合が多いため、簡単に購入したい場合は販売所取引がオススメです。
おすすめのイーサリアム取引所
以下、イーサリアムを扱う取引所の中で私のおすすめを書いておきます。
※現状では取引所によって大きな違いはないです。
なので、すでに口座開設している取引所があればそこで購入すればよいかと思います。
手軽に購入するならGMOコイン
GMOコインはFXで取引高世界1位のGMOクリック証券などを運営しているGMOグループの子会社です。
東証一部に上場している会社なのでいきなり破綻するようなことはないだろうという安心感があります。
またGMOコインでは手軽に仮想通貨を買えることを売りにしているので、最低価格1000円から、非常に簡単に購入手続きができる取引所になっています。
イーサリアムの将来性に期待して定期購入を行うならZaif
Zaifでは「イーサリアムの積立投資」ができるようになりました。
積立投資の設定をすると、毎月決まった額を銀行口座から自動引き落としでイーサリアムを購入することが可能です。
仮想通貨は売買をするタイミングが難しいので、毎月定期的に購入するという方法は特におすすめです。
長期的な投資としては非常によい方法かと思います。
レバレッジ取引を行うならDMMBitcoin
DMMBitcoinはイーサリアムを最大4倍のレバレッジで購入することが可能です。
イーサリアムなどのアルトコインは値動きが非常に激しいので、元手以上のお金をかけるレバレッジ取引は高リスクになりますが、レバレッジをかけたいならDMMBitcoinがオススメです。
現在は口座開設で1000円プレゼントキャンペーンもやっていますし、チャート画面も使いやすいので一度使ってみるのも良いかと思います。
※補足
2018年の初めに発生したコインチェック取引所のハッキング事件のように、「取引所に置いていた暗号資産(仮想通貨)が盗まれる」という事件は度々発生します。
なので、大金を暗号資産(仮想通貨)にして保有する場合には、個人で保管する「ウォレット」を使うことをオススメします。
(関連記事)
イーサリアム 今後の将来性
ここまで素晴らしい価格高騰を見せたイーサリアムですが、今後の将来性はどうなのかという部分が多くの人が気になるところですね。
もちろん、実際どうなるのかはわかりませんが、イーサリアムではいくつか期待が持てるニュースが出てきています。
特に熱いのが、イーサリアムがマイクロソフトと提携したというニュース。
イーサリアム×マイクロソフトのプラットフォームには続々と大手金融機関が参入してくる可能性を秘めています。
マイクロソフトがイーサリアム・プラットフォームに関して大手金融機関4社と契約
Azure プラットフォームにイーサリアム基盤のブロックチェーン・ツールを導入することを最近報告したマイクロソフト。既に大手金融機関4社がこのツールを契約していることを明らかにした。
ロイターの報道によると、マイクロソフトはこのニュースをDevcon1(デブコン1)で発表したという。このDevcon1とは、この11月9日~13日の期間ロンドンで開催されているイーサリアム開発者カンファレンス。マイクロソフトはこのイベントのスポンサーのうちの一社であり、参加企業でもある。
引用元:http://jp.forexmagnates.com/2015/11/12/world/22974
現状ではイーサリアムをプラットフォームの土台として、新たなシステムが色々登場しており、徐々にシェアを広げている感じがあるので個人的には今後の将来性も期待できるのではと感じています。
(2016年7月追記)
2016年7月にイーサリアムで大きな事件が起こりました。
イーサリアムのプラットフォームから作られた新たな仮想通貨であるthe DAOという通貨を経由して、イーサリアムが不正に抜き取られるという事件です。
the DAOという通貨の中にあったプログラムのバグを利用してイーサリアムが大量にハッカーの手に不正取得されました。
ただ、イーサリアムは、この事件の対応として、修正作業(ハードフォーク)を実施して、不正取得された通貨を使えなくする対策を実施しました。
この対応で一旦は解決したのですが、この事件がイーサリアムの支援団体の中でもめるきっかけになります。
対策として行った「修正(ハードフォーク)」という行為が「仮想通貨の理念に反している」と考える人が多数いたからです。(誰かの利益のために、修正とか改変できる通貨はよくないという考えです)
そこで、イーサリアムの修正(ハードフォーク)に反抗する人達によって、イーサリアムから分派した通貨が作られました。
それが「イーサリアムクラシック」です。
(参考記事)
イーサリアムクラシックは、純粋にブロックチェーンによって、誰にも干渉をうけない通貨を目指しているようです。
なので、現在は「イーサリアム」と「イーサリアムクラシック」のどちらが将来的に普及していく通貨になるのか注目が集まっています。
(2017年5月追記)
2017年5月現在では、イーサリアムはめちゃくちゃ好調ですね。
仮想通貨全体的にバブルといわれるほど価格が高騰しているという理由もありますが、イーサリアムは様々な企業によって使用される可能性が高いという情報が多く飛び交っているので、今後の可能性がすごく期待されて爆上げしている印象です。
今、ビットコインを時価総額で抜くかもしれないという勢いなので、非常に注目です。(私もまだまだ今後に期待しています!)
(補足)
また、イーサリアムのプラットフォームを土台にした新規仮想通貨案件(ICO)も異常な盛り上がりを見せていて、毎週何かしらの新しい通貨が誕生しています。
ICO案件というのは今後凄まじい成長をみせるかもしれない案件があるので多くの方が注目しています。
ただ、その分よくわからない案件も多く含まれていて、投資するのは危険だという話も色々飛び交っているので実際に投資する際にはご注意ください。
(私も現在のプレセールは、あまりに多くの通貨が登場しており、把握ができてない状態です)
(2017年6月追記)
上記のマイクロソフト社との提携によって、企業向けイーサリアムプラットフォームである「Enterprise Ethereum」が発足し、超大手企業が続々イーサリアムを使用を検討するという動きをみせています。
この動きが実際に実を結んで、大企業がこぞってイーサリアムを使用するようになれば、一気にイーサリアムが全世界で普及する可能性を秘めています。
今では、EEA(Enterprise ethereum Alliance)という
イーサリアムを企業で利用するための情報交換・開発をすすめる組織
が発足しています。
このEEAには、世界の名だたる企業が参画しているので、今後のイーサリアムの普及がすごく期待されます。
【EEA参加企業】(2017年8月現在)
まだまだ値動きが非常に激しいので、暴落する場面も多々見られますが、個人的にはイーサリアムの将来には非常に期待しています。
(2017年8月 追記)
また、イーサリアム自体はまだまだ改良(アップデート)される予定があります。
イーサリアムは2017年8月現在は「ホームステッド」というバージョンなのですが、今後「メトロポリス」と「セレニティ」というアップデートを行う予定です。
セレニティという大型アップデートを経て、イーサリアムは現状のPOWからPOSにシステムを移行して、よりよい通貨となることを目指して行く模様。
メトロポリスのアップデートは2017年中、セレニティのアップデートは2018年中で予定されています。
(最近ではメトロポリスは2017年9月末頃だといわれています)
(参考:より細かい話は以下サイトでも説明されています)
アップデートが上手くいけば、イーサリアムが今後もより普及していく通貨になると期待されています。
(補足)
上記のアップデートは「ハードフォーク」と呼ばれるので、
ビットコインやイーサリアムクラシックの時のように分裂するの?
という意見をいただくことがあります。
ですが、上記アップデートでは
分裂するということは可能性としては特に無い
と考えられています。
というのも、本来「ハードフォーク」というのは「互換性がない仕様変更」という感じの意味であり、ハードフォーク=分裂という意味ではありません。
互換性がない仕様変更を行う際に、「その仕様変更には反対だ!」という意見が出てきた場合には、仕様変更前の通貨と変更後の通貨に分裂する可能性があります。
ただ、上記アップデートは元々計画されていたもので、反対意見がでるということはおそらくないので、分裂せずに移行が進むと思われます。
(細かいアップデートに関しては過去にも経験があり、その際には分裂などは起こらずに問題なくハードフォークしています)
(2018年 1月追記)
現在では、イーサリアムを土台とした新規仮想通貨案件(ICO)がたくさん行われており、ICOに参加するために必要となるETHの需要が非常に高まっています。
2018年1月には、イーサリアムのシステムに非常に多くの資金が流れてきており、イーサリアムの顧問であるスティーブン・ニラヨフ氏は「昨年より10倍の資金がイーサリアムのエコシステムに流れ込んでおり、年末までに価格が軽く2~3倍になる可能性がある」なんて発言をしています。
⇒(参考)イーサリアムの顧問であるスティーブン・ニラヨフ氏の発言
(2018年 7月追記)
最近はどうもICO(新規公開仮想通貨)を規制する動きが多いです。
ICOの需要はイーサリアムの普及にも影響するので今後の動向が気になる所ですね。
まとめ
イーサリアムは現状ビットコインに次ぐ第2位の時価総額を持つ通貨ですし、イーサリアムのプラットフォームを用いて作られるシステムは非常に多くの可能性を秘めています。
私自身はイーサリアムの未来にすごく期待していますし、応援しています。
イーサリアムによって「スマートコントラクト」がいろんな事で実現すると、世界の様々な事柄が自動化していく可能性があります。
仮想通貨の中では、特に目が離せない通貨だと思うので、逐一情報を追いかけていきたいと思います。
以上、イーサリアムの購入方法 取引所のおすすめは?今後の将来性は?に関しての記事でした。
(更新の励みになります)
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